← 動画にもどる

旅の絵本のつくりかた
頼んだ文を、そのまま置いておきます

あこさんへ。オフ会で「旅の記録をモーショングラフィックで作れない?」と聞いてくれたので、その日のうちに自分の旅で作ってみました。どう頼んだかを全部ここに置きます。

先に読むと早い記事(ノウハウ図書館)

Opus 5.5に約110文字のプロンプトを入れたら、CMのような動画ができた いちばん短い入口。約110文字の頼み方と、みんなの作品の見本つき。まずここから。 【プロンプト付き!】AIと30秒の自己紹介ムービーを作ってみた 作ってもらう→見る→ツッコむ、の往復で仕上げていく流れ。自己紹介ムービー向け。 【丸投げOK】Codexで記事の要約スライド動画を作る方法(みずのさんの記事) Codexで動画を書き出すところまでの道筋。Codexが手元の環境なら、こちらが近いです。

今回やったこと(4つ)

  1. 写真を集める。 Googleフォトから旅の2日分、写真22枚と短い動画3本。全部縦向きのスマホ写真です。
  2. 事実の表を1枚書く。 何時にどこで何の写真か、使ってよい地名と列車名、本人の言葉、出さないもの(料金・店名など)。AIが勝手に数字や肩書きを足さないための1枚です。
  3. 下の文で頼む。 決めたのは「誰が見て、何と声に出してほしいか」と「守るもの3つ」だけ。動きや仕掛けは任せました。
  4. 全編の前に、最初の20秒だけ見る。 1本目で「写真の列を流すとぶれて読めない」と分かり、1枚ずつ拍で止まる形に直したのが2本目(いま載っている版)です。

最初の一言(おけもんがAIに言ったこと)

「グーグルフォトからサンライズ、グリーン車とか旅写真とかどうがとってきて めちゃわくわくする動画作ってー」
「守りに入らずいつもどおり世界を驚かせてね 正しいより楽しいで 1分ぐらいにしようかなー」
「おけもんのカピバラとインコはだしてよいよー」

作り手のAIに渡した文(そのまま)

【 】の所は、手元のフォルダの場所です。そこだけ自分の環境に置き換えてください。ほかは送った文のままです。

あなたは、いまできる最高のモーショングラフィックを作る作り手です。作業フォルダは【作業フォルダ】(ここだけで作業し、作った物はすべてここに置く)。

## 頼まれていること(おけちゃんの言葉・原文・時系列)
- 「あ、ちょうどおふかいであったあこさんが旅の記録をモーショングラフィックでつくれない??って聞かれたから グーグルフォトからサンライズ、グリーン車とか旅写真とかどうがとってきて めちゃわくわくする動画作ってー これははるかとかはださなくてよいよー」
- 「そうそう、守りに入らずいつもどおり世界を驚かせてね 正しいより楽しいで 1分ぐらいにしようかなー」

## ゴール
オフ会で会ったあこさん(旅の記録を動画にしたい人)がスマホやPCで見て、「え、旅の写真がこんなになるの!?私のも作りたい!」と声に出す、約60秒・音つき・1920×1080 の1本。題材は、おけちゃんの2026年9月29日〜30日の旅(夜勤明けに新幹線グリーン車で東京へ → 東京の夜 → 人生初の寝台特急サンライズ瀬戸 → 夜明けの姫路城)。「すごい」は派手さではなく、見た人が声を出すこと。テイストはあなたが決める。語りは無しでよい。

## 出発点の案(頼み主の案。もっと声が出る形を思いついたら、理由を1行残して変えてよい。順番も中身もあなたが決める)
「机の上の旅の絵本が開くと、紙の線路が折り目から立ち上がり、紙の列車が走った先々で、本物の旅の写真がプリントになってパタパタ立ち上がる」。
流れの例:暗い机に切符が1枚ぽとり→本が開く→見開き1=紙の新幹線が走り抜け、座席テーブルの写真が立つ→見開き2=東京の夜(赤レンガ・ピザ)→見開き3=赤とクリームの紙の寝台特急が夜のホームに滑り込み、個室の写真が小窓のように次々立つ(真ん中の仕掛け:個室の窓の外を夜景が流れる/缶ビールで小さく乾杯)→見開き4=夜が明けて空の色が変わり、紙の姫路城がせり上がる後ろに朝焼けの写真が大きく立つ→最後の札に本人の言葉。冒頭の切符を終盤で回収する仕掛けを1本。

## 守るもの(3つ)
- 事実(日時・地名・列車名・本人の言葉)は、作業フォルダの FACTS.md のとおりに。これ以外の数字・日付・肩書き・作者名・クレジットは画面に出さない(演出の数字は演出なので使ってよい)
- 人のキャラクターは出さない。主役は列車と写真と景色(あとから「カピバラとインコは旅人として出してよい」に更新)
- 音が、絵と同じ時刻表を読んでいる

## 遊び心
無難にまとめるより、見ていて思わず笑ってしまう小さないたずらや仕掛けを入れる。迷ったら楽しい方。

## 使える素材
- 写真:【写真のフォルダ】(ファイル名は撮影時刻。何の写真かは FACTS.md の表)
- 曲・効果音:土台の物。旅のわくわくに合う区間を選ぶ。列車の音は足してよい
- 土台:【絵本の土台のフォルダ】

## 今回出す物
1. 最初の15〜25秒の試し動画(音つき・960×540)とコマ一覧。全編の前にここで一度、自分の目で見る(止まって見えないか・舞台が1つに見えるか・音が絵と合っているか)。直してから全編へ
2. 全編(音つき)とコマ一覧
3. 何秒に何が起きるかの表、動かし方、考えたこと・捨てた案・うまくいかなかった所

## 出す前に
自分の目で見る(コマ一覧と、動きは数コマ続けて)。「絵で言えた所に札や字が残っていないか」「写真が小さすぎて何の写真か分からない場面が続いていないか」。直したくなる所が尽きなくても、全編が通ったら一度出す。出来た版は消さない。

## 返すもの
動画のパス、「声が出るか」への自分の答え(1行)、見劣りする一点(1行)、耳で未確認の所、つまずいた所、かかった時間。

この文で効いていると思う所

正直なところ(道具と環境)

今回の環境:Claude Code(モデルは Claude Opus 5.5)。絵は Three.js で作った自前の「紙の絵本の世界」を Chrome で1コマずつ撮って、ffmpeg でつないでいます。64秒を書き出すのに約10分。

紙の質感はこの土台が作っています。 上の文だけをまっさらなAIに渡しても、同じ絵本の世界にはなりません。同じ文で、土台なしで作ると「写真が切り替わるスライド」寄りになります。まず1本作るなら、上の記事の約110文字の頼み方のほうが早いです。

Codexの場合:以前こちらで試した時は、頼んだ文は正確に読んでくれたものの、初期設定のままでは書き出し用のChromeが起動できず、平らな絵になりました。設定を変えれば届くのかは、まだ確かめていません。なので「Codexでも同じ物が作れます」とは言えない状態です。

土台ごと欲しい・一緒にやってみたい、があれば、おけもんに声をかけてください。