編集する
試作する
この話をすごく簡単に言うと、「うまく作る人」だけでは足りなくなり、「何を作るべきかを決められる人」が強くなるということです。 たとえば文化祭でも、絵が上手い人は大事。でも本当にクラスを勝たせるのは、どの案がみんなにウケるかを選んで、みんなを動かせる人です。
AIは、たくさん案を出したり、それっぽく整えたりするのがとても速いです。 だから「ポスターをきれいに作れる」だけでは差がつきにくい。 これからはどの案が一番いいかを選ぶ力、みんなが動く意味を作る力、迷っても前に進める力が大事になります。
難しく言うと「コモディティ化」ですが、もっと簡単に言えば、前はすごかった技術が、今はみんな使いやすくなったということです。 だから勝負どころが、「作れるか」から「何を選ぶか」にずれました。
昔は「絵が一番上手い人」が文化祭ポスターの主役でした。
今はAIがポスター案を一気に10個、20個出せます。
だから次に強いのは、「どの案ならクラスが勝てるか」を決められる人です。
違いは「才能があるかないか」より、どこで勝負しているかです。 左はAIと同じ土俵で戦ってしまう人。右はAIを道具として使いながら、人にしかできない仕事をする人です。
「アンカー」は、AIがマネできない本物の部分のことです。 これからはAIをどれだけ使ってもいい。でも最後に、コピーできない本物を入れないと弱くなります。
リアルな場所のこと。たとえば学校の体育館、地元の商店街、その会場。AIは画像は作れても、その場所自体は作れません。
長く積み上げた時間のこと。たとえば3年間の部活、ずっと続けた活動、先に取った場所。あとから一気に作れません。
AIで作るスピードを上げるのはOK。
でも最後は、「その学校だから」「その人たちだから」できる要素を入れる。
企画ごとに最低1つは入れると強い。
その場にいた人だけが持つ記憶。たとえば修学旅行、最後の大会、卒業前の時間。これはコピペできません。
何を作ったかだけでなく、みんなで準備した時間、裏側、協力した流れそのもの。完成品だけより、そこが刺さることも多いです。
「この人に頼みたい」と思われる力。たとえばあの先輩なら安心、あの先生なら任せたいという信頼です。
これも学校で考えるとわかりやすいです。感じがよくてみんなをまとめられる人と、新しい道具を使いこなせる人。 その両方がある人が、一番強いです。
明るいし、信頼されるし、センスもある。なのにAIをまだ使っていない人。 文化祭でいうと、いい委員長なのに便利ツールをまだ知らない状態です。
価値を選べるし、人も動かせるし、AIで速い。 文化祭でいうと、人気のある実行委員長が超優秀なアシスタントを何人も持っている状態です。
人としての魅力も弱く、新しい道具も使っていない。 文化祭でいうと、文句は言うけど手も動かさない人に近いです。
作業は速い。でも感じが悪い、暗い、頼みにくい。 テストはできるけど班活動で毎回空気を悪くする人は、また組みたいとは思われにくいのと同じです。
ここも難しく考えなくて大丈夫です。要するに、AIに任せられない「人っぽい力」を伸ばそう、という話です。
たくさんの案の中から、「これが一番いい」と見抜く力。文化祭のポスターなら、目立つだけでなく人が見たくなる案を選べる力です。
「そもそも何のためにやるの?」を決める力。ポスターを作る前に、「集客したいのか、かわいく見せたいのか」を決める力です。
まだ答えがなくても「じゃあこれでやってみよう」と決める力。部活でも、ずっと相談するだけより、まず動く人が強いです。
一緒にいると空気がよくなる力。あいさつできる、感じがいい、話しかけやすい。これは想像以上に大事です。
「この企画にはこんな意味がある」と語れる力。卒業前のイベントなら、ただ楽しいだけでなく「最後の思い出」にできる力です。
効率だけでは説明できない大事なものを守る力。たとえば、みんなで準備した時間、雑談、打ち上げ、裏話みたいな部分です。
じゃあ何をすればいいのか。中学生でも始めやすい形にすると、この5つです。
まずはChatGPTや画像生成を触ってみる。作文、要約、ポスター案づくりで使ってみると、「AIはここが速い」が見えてきます。
知らないことが一番危ない自分しか持っていないものを書き出す。部活経験、地元、友達との思い出、得意分野、関係性。そこがあなたの強みになります。
差は能力より所有から生まれることも多い人気の動画、かっこいいポスター、売れている商品をたくさん見る。「なぜこれがいいのか」を考えると、選ぶ力が育ちます。
パターンを知らない逆張りは外しやすい完璧な正解を待ちすぎない。「まずこれでやってみよう」で進める。やってから直すほうが、ずっと速く成長できます。
ドライブ力は全職種で強い価値になるあいさつする、返事が早い、感じよく話す。結局、最後は「この人とまた組みたい」がすごく強いです。
人間力は甘い話ではなく、競争力
すごく簡単にまとめると、
AIは「手を速くする道具」、人は「何をやるかを決める存在」です。
作るだけの人ではなく、選ぶ・意味をつける・人を動かす人になるほど、これから強くなります。